2010/07/11

般若心経のページ。読み方 

【読経 どきょう 】 
般若心経 字幕付き *字幕付き


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(印刷用)

1 摩訶・般若波羅蜜多心経
2 観自在菩薩。行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄。
3 舎利子。
4 色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。受想行識亦復如是。
5 舎利子。
6 是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。
7 是故空中、無色、無受想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意、無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。
8 無無明・亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。
9 無苦・集・滅・道。無智亦無得。
以無所得故、
10 菩提薩埵、依般若波羅蜜多、故心無罣礙、無罣礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、究竟涅槃。
11 三世諸仏、依般若波羅蜜多故、得阿耨多羅三藐三菩提。
12 故知、般若波羅蜜多、是大神咒、是大明咒、是無上咒、是無等等
咒能除一切苦、真実不虚。
13 故説。般若波羅蜜多咒。
即説咒曰、掲諦掲諦、波羅掲諦、波羅僧掲諦、
菩提薩婆訶。般若心経


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1 摩訶般若波羅蜜多心経  まかはんにゃはらみったしんぎょう
(偉大な智慧の真理をきわめる大切な教え)


2 観自在菩薩。 かんじざいぼさつ
(自由に真理を観ることのできる菩薩は、)

行深般若波羅蜜多時、 ぎょうじんはんにゃはらみったじ
(深い英知に依って、 )

照見五蘊皆空、 しょうけんごうんかいくう
(すべての現象は、全て空であると喝破して、)

度一切苦厄。 どいっさいくやく
(一切の苦悩厄災から免れた。)

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3 舎利子。 しゃりし
(舎利子よ。)

色不異空、 しきふいくう
(現象は空を離れては無い)

空不異色、 くうふいしき
(空は現象を離れてはない。)

色即是空、 しきそくぜくう
(肉体はそのまま空であり、)

空即是色、 くうそくぜしき
(空はそのまま肉体である。)

受想行識 じゅそうぎょうしき
(感覚も想念も愛欲も、或いは自我という精神組織も、)

亦復如是。 やくぶにょぜ
(みなその通りである。)

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5 舎利子。 しゃりし
(舎利子よ。)

6 是諸法空相、 ぜしょほうくうそう
(すべては空であるから、)

不生不滅、 ふしょうふめつ
(生ずることもなければ、滅することもない。)

不垢不浄、 ふくふじょう
(汚れもしなければ、きれいにもならない。)

不増不減。 ふぞうふげん
(増えもせねば減りもしない。)

7 是故空中、無色、 ぜこくうちゅうむしき
(だから空の中には、肉体もなく、)

無受想・行・識、 むじゅそうぎょうしき
(感覚も想念も意欲も自我もない。)

無眼・耳・鼻・舌・身・意、 むげんにびぜつしんい
(眼もなく、耳もなく、鼻もなく、舌もなく、躰も無い。)

無色・声・香・味・触・法。 むしきしょうこうみそくほう
(色もなく、声もなく、香もなく、味もなく、触れられるものもなく、想われるものもない。)

無眼界、 むげんかい
(かつて見た世界もなければ、)

乃至、無意識界。 ないしむいしきかい
(かつて想うた世界もない。)

8 無無明・ むむみょう
(盲目的本能もなければ、)

亦無無明尽、 やくむむみょうじん
(盲目的本能のなくなることもない。)

乃至、無老死、 ないしむろうし
(また老死の苦しみもなければ、)

亦無老死尽。 やくむろうしじん
(老死の苦の尽きることもない。)

無苦・集・滅・道。 むくじゅうめつどう
(苦悩もなければ苦悩のもとである貪愛もない。苦悩からの救いもなければ、そのための修行もない。)

無智亦無得。 むちやくむとく
(知ったというものもなければ、得たというものもない。)

以無所得故、 いむしょとくこ
(本来得られるべきなにものもないからである。)

10 菩提薩タ、 ぼだいさった
(菩薩は、)

依般若波羅蜜多故、 えはんにゃはらみたこ
(このような徹底した英智に依って、)

心無ケイ礙、 しんむけいげ
(心中何のこだわりもない。)

無ケイ礙故、 むけいげこ
(拘りがないから、恐怖もない。)

無有恐怖、 むうくふ
(恐怖がないから、)

遠離一切顛倒夢想、 おんりいっさいてんどうむそう
(あらゆる混迷邪慳な想念から救われて、)

究竟涅槃。 くきょうねはん
(永遠に静寂なる境地を得られる。)

11 三世諸仏、 さんぜしょぶつ
(三世の諸仏も、)

依般若波羅蜜多故、 えはんにゃはらみたこ
(この偉大なる英知に依って、)

得阿耨多羅三藐三菩提。 とくあのくたらさんみゃくさんぼだい
(阿耨多羅三藐三菩提の境地を得た。)

12 故知、般若波羅蜜多、 こちはんにゃはらみた
(だからこの偉大なる英知こそ、)

是大神呪、 ぜだいじんしゅ
(最も神秘的な呪文であり、)

是大明呪、 ぜだいみょうしゅ
(最も光輝ある呪文であり、)

是無上呪、 ぜむじょうしゅ
(地上最高の呪文であり、)

是無等等呪、 ぜむとうどうしゅ
(他に比類なき、呪文である。)

能除一切苦、 のうじょいっさいく
(この呪文が世の一切の苦難を排除することは、)

真実不虚。 しんじつふこ
(真実であって、一点の虚妄もない。)

13 故説、般若波羅蜜多呪。 こせつはんにゃはらみたしゅ
(では、その偉大なる英知の呪文を示そう。 )

即説呪曰、 そくせつじゅわっ
(真実の智恵に目覚める呪文を説こう)

掲諦掲諦、 ぎゃていぎゃてい
(救われた。救われた。)

波羅掲諦、 はらぎゃてい
(完全に救われた。)

波羅僧掲諦。 はらそうぎゃてい
(みんな完全に救われた。)

菩提薩婆訶。 ぼじそわか
(ここが浄土だった。)

般若心経。 はんにゃしんぎょう
(観自在と称する悟りの道を求めて )

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