2013/10/24

「藤原の効果」の諏訪清陵高校

台風の「藤原の効果」の藤原 咲平(さくへい、1884- 1950)は、諏訪清陵(すわせいりょう)高校卒です。
中央気象台長を務めました。
藤原の効果

諏訪清陵高校には天体ドームがあります。
考古学者の藤森栄一が尽力したとのことです。

諏訪盆地に囲まれて、自然や天文に興味が向かう風土があります。
諏訪清陵高校の天体ドーム 7段目

制服、校則はなく、文化祭も生徒の自主運営です。

作家の新田次郎(本名、藤原 寛人(ひろと))も同窓生です。

『国家の品格』の藤原正彦は、新田次郎の息子です。
メイ牛山は親戚筋です。

諏訪清陵高校。県立ですが「立」がありません。2004年
藤原 咲平は、諏訪清陵高卒の岩波書店創立者・岩波茂雄らとは生涯にわたって交友しました。

かつて岩波書店の雑誌『世界』が一斉を風靡(ふうび)していた頃、「風呂に薪(まき)をくべている間でも、長野のおばあさん達は『世界』をよんでいます」と喧伝(けんでん)されたものでした。


【追】
諏訪清陵の校歌は全国一長いです。
校歌は8番まであります。
第2校歌も10番まであります。

    ♪ ああ博浪の槌とりて   
    打破せむ腐鼠の奴ばらが    
    弥生半ばのこの夢を ♪
    ♪ おしてる難波(なにわ)の群葦(むらあし)の  
     世は昏々(こんこん)と華(か)に眠り    
     赳々武夫(きゅうきゅうぶふ)のおもかげは  
     氷に鏤(え)りし玉楼の    
     消えて跡なしあなあはれ ♪

読めません。
抽象論、書生談義を彷彿(ほうふつ)させます。

諏訪清陵高校校歌第一「東に高き」 【3+】

諏訪清陵高校校歌第二「ああ博浪の」 【6+】

◇                    ◆                    ◇」

長野県の男性は日本一の長寿者になりました。
しかし、ある信州の古老が嘆息していました。

「塩分を控えて、長生きするようになったが、 かわりに脳がしまらなくなってブヨブヨして、偏差値がカクーンとさがったずら。
塩とらなきゃ、力出ねーずら」

日本一の長寿地域は、奄美地域です。
鹿児島に属するので、統計では見えないだけです。
ここでは 塩飴などの塩分をしっかりとっています。

県民性ワールド より
長野の男性:
真面目を通り越して,冗談も通じない堅物。頑固で融通が利かないから,つきあいにくい。
理屈っぽく議論好きで,何事にも裏付けを求める合理的人間。
長寿全国一なのは規則正しい生活をしているから。ギャンブルはたしなむ程度。
北に行くほど内向的,県南の飯田あたりは情緒的な人が多い。

長野の女性:
目立たないが,真面目でしっかりとした考え方をもつ現実主義者。
男性に比べて柔軟性もある。
自分を押さえているわりに,ストレスも貯めないから,長生きする。
一見愛想は良くないが,落ち着いた大人の色気をもつ人も多い。


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