2012/07/15

富岡製糸工場にはフランス人女性も

http://goo.gl/w8iRh
富岡製糸場が世界遺産に推薦されました。おめでとうございます。(2012年7月)
関係者には、フランスとの観光連携も視野にいれてほしいものです。

フランスとの関係でいろいろな物語が埋まっているはずです。
観光おこしは、物語作りでもあります。

富岡の製糸工場の開設時には、フランスから機械技師、医師などとともに、4人のフランス人女性が技術支援のためにやってきました。

日本の近代史にフランスはそれなりの役を果たしています。

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函館、五稜郭の戦いで、フランスの将校が10人、榎本武揚とともに立てこもりました。

奥羽列藩も破れ、日本全体が幕府を見限っている中で、彼らフランス人は本国への帰国命令を無視し、五稜郭で最後まで戦いました。
そして捕虜になりました。

上官のジュール・ブリュネは、フランスに戻ってからは、陸軍少将にまで昇進しています。

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フランスは、米英とはちがった独特の視点、役割をもっています。

フランスは日本のよき理解者です。

アニメ、マンガ、コスプレや日本文化は、フランスを介して世界に発信すると、大きな影響力をもつようです。

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パリにアラブ世界研究所があります。
アラブ諸国とフランスが出資しています。
これにより、中東、アラブ、石油などの情報は、アメリカではなくて、ここに集まるようになっています。


富岡製糸場
富岡製糸場 【2:52】